

ヘアメイクアップアーティストとして成功するためのキャリアの積み方3パターンをご紹介しています!
いつか独立して成功したい!ヘアメイクアップアーティストを目指す多くの人が、独立を夢見ているのではないでしょうか。独立を見据えたキャリアの積み方として、まず挙げられるのがヘアメイク専門のプロダクションに入社すること。
ヘアメイク専門のプロダクションでは雑誌・CM・広告などのメディア向けの仕事も多く、勤める間に人脈を築くこともできます。現在独立して第一線で活躍しているヘアメイクアップアーティストも、長年プロダクションに所属していたという人が多いです。入社後数年は先輩アーティストのアシスタントとして、雑務をこなしながら技術や業界のマナーなどを学んでいきます。
晴れてアシスタントを卒業したら、実際にモデルや役者のヘアメイクを任せられるようになります。さらに実力と知名度が上がり専属ヘアメイクとしての指名が増える…ここまできてようやく、独立への第一歩となります。
いわゆる「弟子入り」パターンです。フリーランスのヘアメイクアップアーティストに弟子入りしてアシスタントとなり、現場で知識と技術を身につけていきます。アシスタントとしての最初の仕事は荷物持ち、メイク道具の準備、スケジュール調整などの雑務。事務所の掃除、運転手、買い出しまですることもあるでしょう。とにかく体力的にも精神的にもタフさが求められます。 一方で、すぐに現場に出て学んでいけるのはメリットです。仕事をしているうちに「○○さんのアシスタント」として認識してもらうこともできるでしょう。徐々にメイクを任せてもらえるようになり、師匠に認められたら独立して羽ばたいていきます。
フリーランスのアシスタントに付くときには、師匠となるヘアメイクアップアーティストがどんなジャンルの仕事をしているか、しっかり把握しておきましょう。雑誌・CM・ドラマなどの現場が多いのか、それともブライダルが中心なのか、はたまた特殊メイク専門なのか…といったことですね。どんな現場でも学べることはありますが、自分がどのようなメイクアップアーティストになりたいかで選ぶジャンルは変わってくるはずです。事前に分からなければ、面接で確認してくださいね。
3つめは、美容学校を卒業後、実務経験を積みながら上級資格を取り、スクール講師になるというパターン。スクール講師の傍らサロンを開業をしたり、有名講師として活躍して独立開業するという方法です。スクール講師として活躍することで人脈も築けますし、独立後の集客が見込めます。そしてスクール講師となるのであれば、美容師免許、日本メイクアップ技術検定、ファッション色彩検定などの上級資格があったほうが断然有利です。
他の2パターンに比べるとちょっとイメージが湧きづらいかもしれませんが、このような例もあるのだと参考になればうれしいです。スクール講師にはヘアメイク技術と、それを人に教える技術が必要になるので、大変ではありますがかなりの実力が身に付きます。独立するか否かにかかわらず、上級資格を持ったスクール講師はヘアメイク業界で重宝されることでしょう。